KOSSDA 大学生コンペ参加記
SNU KOSSDA コンペ参加記
KOSSDA 大学生コンペ 2025
テーマ: 「データで読む韓国社会:変化と未来を描く」
参加までの過程
動機
4 年生になり就活を意識し始めた頃、実績が乏しい自分にとって差別化できるアウトプットが必要だと感じ公募展へ挑戦することにした。Python が少し分かる程度で、統計や機械学習を深く学んだ経験はなく、実プロジェクトもほぼ未経験。公募展を目標に据えれば怠けずに勉強できると考えたのが参加の理由だ。
チームとスケジュールの難しさ
似た状況の友人とチームを組んだが、期末試験と重なり週末に 1 回集まるのが精一杯。実際に動ける時間がかなり限られていた。
テーマ選定の長い旅
「韓国特有の社会現象を疑問形のタイトルで表現する」という条件が想像以上に難しかった。少子化、高齢化、政治的対立、住宅問題…多くは他国も抱えるテーマであり、韓国ならではの現象を探す必要があった。数週間調べた結果、韓国のコンビニ密度と自営業比率が OECD でも突出している点に注目。「なぜ韓国はコンビニ共和国になったのか?」という問いを立て、データ分析で答えを探ることにした。詳細な分析は別の記事「KOSSDA 公募展 2025 回顧 - データ分析編」でまとめる予定。
結果発表
7 月 10 日発表予定 (本稿執筆時点では未定)。
振り返り
時間不足
本格的に動き始めたのは 6 月、途中でテーマを変えたため実作業は 2~3 週間ほど。期末とも重なり十分な時間を確保できなかった。評価基準を満たすには絶対的な時間が足りなかったと痛感。
分析力の限界
統計・データ分析の基礎が不足していると実感。授業や数学科目で補強する必要がある。一方で、単にデータをまとめて結論を出すだけなら誰でもできる時代。どのデータにどんな視点でアプローチし、新しい洞察を示すかが差別化の鍵だと学んだ。
本気度の不足
受賞したい気持ちはあったが、それに見合う行動が伴っていなかった。競争率の高さを理解していながら準備に時間を割かなかったのは反省点。新しい視点を得るには、膨大なデータを読み込み再構成する地道な努力が必要だと痛感した。
次のコンペへ向けて
6 月 22 日に学期が終わり、就活前の最後の夏休みが始まった。今度は企業や政府機関主催のデータ分析コンペにも挑戦し、複数回のチャレンジで経験値を積むつもりだ。
統計学や実データ分析にも腰を据えて取り組み、社会問題への関心も高めたい。データだけでは意味のある解釈は難しく、ニュースや社会課題への洞察が欠かせないと感じた。
また、技術ブログを書いて学びを記録する予定だ。文章化は思考整理にも役立ち、公募展へ再挑戦する際の基盤にもなる。今回の KOSSDA は悔しい結果だったが、自分の課題を明確にしてくれた機会だった。次こそ納得のいく結果を出したい。
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